kao

14 11/29 眠れない夜

明日、日付変わりまして今日

最終面接に行ってくる。

早く寝て、万全の状態で臨みたかったけど

色んな想いが溢れて足震えて痺れている。

 

呼吸は荒いし

足のつま先は冷たい。

寄りかかっているソファが腰に当たって痛い。

でもそのままにこのままに

こうやって文字を書いている。

どうしようもなく文字を書いている。

 

今までやってきたことが

いつか一つの点に重なる。

そういう瞬間が間違いなくある。

その点に近づいている。これはまだ過程でしかないのだけども、とてもしっかりした糸のようなものがここまで自分を導いてくれた気がする。

うあー

 

なぜ今日に限って

こんなにもまぶたが軽いのだろう。

信じるしかない。

俺がやりたいことは明確だ。

伝わる伝われ伝わらせる。

ここから始まるよ。

人生の第2章のはじまりはじまり。

 

すべからく音楽は平等だ。

だけども音楽によってできることも、利益も不平等だ。

 

利益を与え、生きていく道、

人と人とをつなげる道標を

もがき足掻き爪が剥がれるほど掘り進めて見つけるのが俺の役目だ。

 

[普通]はとっくの昔に道のど真ん中に置いてきた。

それなのにいつの間にかもう

道の端っこにあるね。

 

勝ちとか負けとかないんだよ。

あるのは自分の思いだ。

 

有名は正義じゃないけど

はっきりとした形を持ったステータスだね。

 

 

やってやろうぜ。

大丈夫。戦うだけの経験は十分してきた。

伝えるだけの思いも積み重ねてきた。

 

大丈夫。

 

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13 11/8 ユリイカ さよならはエモーション

新幹線の窓から夕暮れの東京の街を見て帰っている。

イヤホンからサカナクションの「ユリイカ」が流れている。

やけにこの音楽がこの景色に合う。

 

地平線はぼやけていてビルやアパート、住宅の窓がじわじわと明るくなっている。

空は雲で覆いかぶさっていて、隙間から橙色が染み出している。

 

建物が近づき、そして遠くへ行く。

それが何度も何度も繰り返されている。

 

バスドラムの一定のリズムが、一定の速さで流れていく建物たちと奇妙な一体感を生み出している。

 

全ては波のようなものだと

個人的に感じている。ここ数ヶ月でそれが明確な輪郭を持って姿を見せてきた。

 

今まで遠のいていたものたちがいつの間にかすぐ後ろにいる。

波のように広がり、遠のいては近づき

色んなことが思ってもみなかったことが

1つの点に集まろうとしてる。

そんな気がするし、そうであってほしい。

それをただ信じて待つしかない。

 

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12 11/8 言葉で伝える

初めて音楽業界の面接を今日、受けてくる。

昨日の説明会はとても興味深かったし

この会社がどうやってこれからの業界に順応し、そして革新的なものを提供していくのか

音楽を売って、生きていく

生かしていく にはどうすれば良いのか

CDが売れない時代に殺されかけた会社だからこそ痛感してるし

今までのやり方じゃダメだとわかってる。

 

強みはその歴史とジャンルの幅広さだ。

日本で最初のレコード会社であり

様々な分野に手を伸ばしているからこそ

それぞれのジャンルの、融合が起きる。

 

タイアップ。

これから切っては話せない分野になるだろうなぁ。ここに強みがあるし、それを活かしてファンの層を広めていく必要がある。

 

そしてこの会社は個性あるバンドが多い。

それぞれのバンドの個性を最大限生かせる曲やタイアップ、そしてライブの演出が必要になるはず。

 

これまでやってきたことは

イベントの企画、新しい層に音楽を伝える新規客の確保だ。

それと街に魅力がないという人に向けたイベントだ。

今年は丸一年フェスに関わってきた。

 

 

山形という地域は

ツアーバンドも回ってこない。娯楽も少ない。

大手CDショップもない。

だからこそ、自分たちで全部やってきてる。

イベント会社も通さず、バンドも互いに高めあい、他にない個性が生まれた。

海外のバンドが山形にツアーに来たり、別に他に行かなくてもここでやれるというものを見た。

 

そして、この場所でなっている音楽は

youtubeでは、東京のバンドでは満たされないものを毎回満たしてくれる。

本当に好きな音楽と出会える喜び

そして街の人々に希望を与えている音楽

 

喜びと希望を与える

音楽を沢山の人に届け、幸せにしたい。

 

 

 

11 10/29 思いを再確認。

一先ずこの方向が一番しっくりくるなぁ。
やっぱり音楽と、音楽に熱持って取り組む人たちが好きだし
ダメならこれはもう自分でやってしまえってことだ。
見てないやつらに何がわかる。
ここにあるのはリアルだし、
何もないと思ってる奴らが求める
何かだ。

 

21:00には企画の告知が始まる。

色んな人が目にすることになる。

ツイッターもインスタも解禁。

ここには何もない?

何もないなら、自分たちで作れよ。

受け取るだけじゃなく、やりたければなんだってできるよ。

疲れる面倒臭い時間がない。

みんなそうだよだけどもこのままじゃ

ただ嫌だって言ってるままじゃ

いつまでも、どこの街に暮らしても

満たされないよ。

心が満たされるのは、場所や物じゃない

自分を満たすのは自分だ。

俺はいなくなる。いつかいなくなる。

誰かもいなくなる。いつかいなくなる。

その時、君には何ができる?

 

やんぞーやんぞー

 

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9 10/16 火蓋

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戦いの火蓋が切って落とされた。

10/14 某大手レコード会社のエントリーが開始された。

入るならここしかない。ここを挑戦せずにどこかへ、なんて考えられない。

そう思って、投げ出してしまった形になった就職活動。

自分でも怖いくらいに慎重に、自分と向き合い続ける日々。

誰のために、今までのどんなスキルをもってして、何がしたいのか。

小難しいことばかり考えているんだけど

もっともっとシンプルでいいんじゃないかな。

と思うようになった。

ここ何ヶ月か見てきて感じた日々の中に見出したものは

 

幸せ と 責任 だ。

 

今まではきっと自分と嫌になる程向き合ってる。それでも全然自分のことなんてわからないんだろうけど

この殻の中から、殻の中身を覗き込んで

いたちごっこのように探し続ける日々は終わり。

戦いの火蓋は切って落とされた。

そういうことなんです。

自分ってどんな人間だっけ?

やれること、スキルとそのアピールばっかりじゃ、見てる人は嫌になるよね。当たり前だ。

好きなこと見つめて楽しくやっていこう。

 

変われるのは常に動き続けてあがき続けた人たちだけだ。最善な解を常に見つけ続けるのは既に最善だけど、そうじゃないことの方が多いに決まってんだ。

 

与えられ続けた自分が

次は与える側になるんだ。

きっとそれは今までよりももっともっと楽しい。

自分だけが楽しいこと

自分だけが得すること

自分のことだけを考えることはとても疲れる。

今はそうしなきゃいけないんだろうけど

人のために何かする方がよっぽどやる気になれるし頑張れる。

楽な道をいってるわけじゃなくて

楽しい道をいってるんだ。

 

常に相手を尊敬しよう。敬意を持って感謝して生きよう。好きなことは伝えよう。

伝えることが大切だ。

 

喜ばせたり楽しませたり

幸せにするために生きているんだ。

 

自分の人生のミッションはなんだ。

 

音楽で多くの人を幸せにする。

 

とっても抽象度が高いけど そういうことなんだ。

幸せにするぞ!

そのために生まれてきたんだ。

 

 

8 10/1

あっという間に10月。

 

寝る前に文章を書くと自分のこころの内側をなぞっているみたいだなぁ。

 

思ってもないことまで書いてしまうかも。

 

9月の後半は、行動。

ひたすらに行動の時期だった。

自分が自分のために使う時間を作れずいた。

お金も時間も人のため

だけどもその奥にある利己的な意識。

ちょっとだけおもうこともあったり。

なんでもないのに人に酷いことをいってしまったり。

 

東京にて個性の墓場と居場所の欠如を

身を以て知ったわけで。

何もできずに帰ってきたわけで。

 

帰ってきてから

地元のお祭りを見た。

母校の幼稚園と小学校。

あそこにはなんだってあったし

何かがあるって覗き込んでいた。

今では覗き込む穴も塞いでいた壁も無く

見下ろすように向こう側のことを知ってるんだけど。

可能性。

もう何もないし諦めてしまった場所

この街をこの地域をどうにかしたいなぁなんて簡単に言って見たり考えたりした。

 

子供の頃

秋がやってきて部活から帰ってきて

サンマを食べながらテレビを見て

あぁなんだか幸せってこういうものだなって

ヘラヘラ笑いながら

家族みんなに、そんなことをいったのを

今でも覚えてる。

 

それはきっと今もそう。

何気ない日々の積み重ねが幸せだ なんて

言いたくないけど、多分そう。

何がいいとかじゃないのにね。

 

その あったかいものが あそこにはあった。

 

いつかあのイベントを任されるようになった時

自分は何をしてるんだろう。

胸を張っていたいな。

  

7 東京

9/20〜9/22の朝まで東京、埼玉にいた。

 

こんなにも考えながら東京の街を歩いたのは初めてかもしれない。

 

東京にないものを考えていた。
この街に一年いて何を得るのか。

外からあっちは、もしかしたらもう十分見たのかもしれない。外側だけ。

若者が集っている
わけでもない。
色んな年齢の人がいる。
ただただのうのうとこの街に生きる人もいるんだな。

自分は何がしたいのか
どういう風な街にするのか
ここでどう生きるかでなくて
今まさに何をするのか

仕事や用事をこなして
一人 な人はいないだろうけど

この街に何かがあると思ってくるなら
多分間違いかもしれない。


ここも結局は見つけたり、自分で作り出していかなければいけないところなんだな。


むしろ地方よりもよっぽど、
作り出すこと、それを継続することが
難しいかもしれない。

 

あるけど埋もれて、見つけられない。
逆に良いものを見つけられない。

ここにあるものを持って行くのも違う。
以前、東京にあるものを作るんじゃなくて
東京にないものを作るべきだと
教えていただいた。

 

ただ、そうなると
ここにあるものはなんなのか
ないものはなんなのか
何でないのか

それを知らなければいけないようにも思った。


誰かにとっての居場所か
はたまた人の個性か

音楽もきっとそう。

大体のものは溢れていて、似たり寄ったり
その中で、圧倒的に変な奴ら、変わった奴らが浮いたり、沈んでいたりする。

どこにいてもSNSで友達の動向を伺う世の中で、必要なのは結局人やつながりなのかもしれない。


そして
今一番やりたいことは
国を出ることかもしれないと思ったりもした。

 

ここは人が多すぎて嫌になるなー